ちょっと前、「自己正当化」が自身の課題だったことがある。
何か自分にとって不利益や不都合が重なった時に、無意識レベルで「俺は悪くねえ」と、1億回ぐらい呟く事が。
それで何度も人間関係壊してきたので、「自己正当化辞めよう」とその度に誓うんだけど、
結局なかなか変わらず、落ち込む事の繰り返し。
何とかしなくちゃ……と考えに考えに考え。
そしてひとつ、気付いたことがある。
「自己正当化辞めよう」と思ったところで、それはきっと、絶対に辞められない。それはあなたも、僕も一緒。
推測だけど、一般的に「成功者」と言われる人達でも、
ほんの一瞬の無意識レベルなら、自己正当化絶対やってると思うんだよね。
「それじゃ、何も変わらないじゃん!」と思うかもしれない。じゃあどうすればいいか?というと、
「自己正当化してるゲスな自分を、きっちり認めること」をやるようにした。
僕の場合、例えば会社の同期や先輩後輩と、案件ですれ違いが起きた場合。
最初は「この案件はこうするべきだったのになんでやんないんだ」という“仕事中心“の不満不平だったのが、
途中から「そんなんだから学歴低いんだ」とか、「そんなんだから恋人いないんだ」とか、
そういう仕事と全く関係ないところで、脳内で周りを誹謗中傷してる自分がいる。
……ひどいでしょ?自分でもそう思う笑
で、そういうモードに入っている時に、ふと気付く。
「出たークソ野郎な自分!!」と。でたでたクズ野郎と笑
正当化してる自分が悪い訳じゃない。ただ単に、誰もが皆入るパターンにハマっているだけ。
誰もが皆そう。だから、そんな自分を笑ってやりましょう。「まーたやってるよ」と。そんなもんです。
「そんなもん」と開き直ると、不思議と自分自身にも目を向ける事が出来てくる。
第三者目線に立つことが出来る、とも言えるかな。
「あ、もっと綿密に報連相出来てたな」とか、
「そういえば、あの時の言葉遣いちょっと良くなかったな」とか。
そう思うようになれれば、自分自身の成長にも繋がりますし、人間関係の修復もしやすいんじゃないかなと思う。
自己正当化しすぎで悩んでいる方がもしいたら。
「こんなんじゃいけない!自己正当化なんて良くない!」と思う方がもしいれば。
一旦認めてやるのもいいと思います。
きっと誰もが、自己正当化やってること。
きっと自分はクソ野郎なんだ、ということ。
この二つを。